ーー初出場時と2回目の出場となる今回、心境に違いはありますか？

　去年はグランプリを走るまでの期間も、競輪場に入ってからも、あっという間でした。走ってる時もあっという間。何もできずにあっという間に終わりました。今年はしっかりと反省点を踏まえて、過ごし方から見直して、レースにしっかり集中していけるような形を作りたいです。

ーー今年は「前受けからの突っ張り先行」というスタイルを確立しただけなく、そのスケールを格段にレベルアップさせたように思います。ご自身の中でいかがですか？

　たまたま突っ張り先行が型にハマった感じですね。最初は周囲にも対応されなかったので、武器として戦っていけました。でも最近はもうバレているので、対応されてきていますし。突っ張りに関しては僕も“やられたときのこと”を想定しなければいけないので、対応策を考えながら練習せねば、と思ってます。

ーーグランプリを控える中で良い準備はできていますか？

　グランプリに向けてだけではなくて今後にも繋がるような練習に取り組めています。良い準備ができていると思います。

ーー佐藤慎太郎選手と連係することが発表されました。慎太郎さんは後ろにいてどんな印象のある選手ですか？

　ついてもらって安心感のある選手です。後ろで止めてくれますし、自分としては仕掛けやすくなりますね。でもその道中の安心感の分だけ、最後には“敵”として、とても手強い選手ですよ。

ーー冬の立川は冷え込みも風も一段と厳しいと聞きます。直線も長いバンクですし、先行選手にとって難しいバンクですか？

　やっぱり直線が長くて、なおかつ重いバンクですから、先行選手が不利な状況になることもありますよね。難しい部分はあります。でもそういった特性は逆手に取ることも可能なので、うまく活用すれば先行でも優勝できるバンクだとは思ってますよ。

ーー新山選手を応援するファンのみなさんにメッセージをお願いします。

　優勝だけを狙って頑張ります！