2023/12/18(月) 23:15 0 9
前回の和歌山最終日に「日吉(克実)君のおかげで7か月半ぶりに1着が取れた」という小林覚が、2節連続で日吉の番手から白星をつかんだ。
レースは「初手の並びが想定外だった」ようだが、うまく日吉をサポートしつつ最後は直線中を強襲。外を伸びた日吉が2着に入り見事ワンツーを決めた。
「自分が1着じゃ(高配当で)お客さんに迷惑かけちゃいましたね。もう必死でしたよ。日吉君とは本当に相性がいいしうれしいですね」と喜びを爆発させた。
また2着の日吉も「後ろに小林さんがいると安心感があります。ちなみに小林さんは母親と同じ年齢です」と笑って、笑顔で写真に納まった。
ケガの影響で今期の得点は65点台と低迷している小林だが「来期は“2期目”。来期70点を割ると大変なことになるから、本当に来期が勝負なんですよ」という状況にあり、この1着は来期に弾みを付ける意味でも大きな意味を持つ。元気な61歳の大ベテランが最終日もどん欲に上位着を目指していく。(netkeirin特派員)