選手の間で期末になると必ず挙がる話題と言えば競走得点に関するもの。S級選手で言うと、A級陥落のボーダーや1班の点数などの話が多い。池野の場合は後者。当地に入る前は103.47点を有しており、例年は103点代の半ばと目されるボーダーにあてはめれば、まさにキワッキワのところにいる。

「調べたらちょうどボーダーの当落上あたりにいるみたいです。(南)潤とちょうど同じ点数だけど、あっちは大垣FIの決勝に乗っていたしちょっと上げたっぽい。自分は今節は準決ぐらいまで上げられれば(上積みが見込めそう)」と力こぶ。

　一次予選5Rは後手に置かれ組み立てミスもあったがどうにか3着に食い込み二次予選へ勝ち上がった。「脚は悪くないんです。あとは気持ちの面です」と仕切り直しをして2日目以降へ備える。(netkeirin特派員)