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【九十九島賞争奪戦】移籍後初の地元記念となる荒井崇博

2023/12/13(水) 18:00 0 11

佐世保競輪場の「九十九島賞争奪戦(GIII)」は14日、初日を迎える。12RのS級初日特選を走る荒井崇博に話を聞いた。

「特選に乗れたのでそれなりの走りはしないと」と話す荒井崇博

 今年2月、1999年にデビューした佐賀から生まれ故郷の長崎へと移籍した荒井。よって今回が佐世保ホームとして初の地元記念となる。佐世保と言えば“キング”こと井上昌己のお膝元で、荒井も「昌己の地元だから」と歴史を尊重して井上を立てるが、特選スタートとなってはいても立ってもいられないようで…。

「まあ、どっちがメインとかはこだわりはないけど、この先のメンバー(番組)次第でしょう。でもまあ、特選に乗れたのでそれなりの走りはしないとなって感覚で来ているよ」と身を乗りだす。

 前検日に特選で連係する予定だった九州の大黒柱・嘉永泰斗が欠場してしまったが「インフルかあ。どのみち走れんね」と理解を示し、へこたれない。次に出したコメントは「北井(佑季)に付く」だった。

 西地区に小川真太郎がいたが「真太郎とは最近、別々でやっている。去年オレが深谷知広をまくった静岡記念の準決もそうだった。ちなみに(伊藤)旭も別だった」と古い記憶を思い起こし「一瞬のスピードで勝負するより、高いスピードを長くもがける感じ」と北井を評価した。

 北井も「地元の荒井さんに任せてもらえて良かった」と呼応し好連係を誓っていた。(netkeirin特派員)

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