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【九十九島賞争奪戦】今節のレース展望!

2023/12/13(水) 15:10 0 4

佐世保競輪「開設73周年記念・九十九島賞争奪戦(GIII)」は14日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今節のS班は新田祐大平原康多の2選手が参戦。

 数年前の規定変更により、グランプリ前日の開催までは、赤パンを履いて走る。新田祐大坂井洋は追加斡旋で、別府記念が終わり中2日。そのまま佐世保に移動して、今大会に備える模様。

新田祐大
平原康多

 まずは初日特選の想定の並びから。

 新田祐大佐々木雄一の福島勢。九州は嘉永泰斗が欠場になってしまい、地元のエース荒井崇博はどうするか。関東は坂井洋に特選繰り上がりの雨谷一樹、落車明けの平原康多北井佑季福永大智小川真太郎は単騎になりそうだが、小川真太郎は、まだ動けるし、他地区の選手には付けないとみたい。

佐々木雄一

 新聞的に本命対抗は新田祐大佐々木雄一にするのが安パイか。

荒井崇博

 坂井洋別府記念は準決以外は1着ラッシュ。準決で守澤太志が千切れなければ、結果は違っていた。怪我に泣かされた平原康多は、正念場の1年になりそう。昨年より多少、脚は落ちている荒井崇博だが、九州のドンの為に、若手がひと肌、脱ぐだろう。

坂井洋

 初日の予選は、地元の人格者・井上昌己が人気を集める。今回の九州の若手は伊藤颯馬金ヶ江勇気岩谷拓磨東矢圭吾瀬戸栄作緒方将樹松本秀之介立部楓真と駒は揃っている。

吉田拓矢

 西武園オールスターの決勝で失格になった吉田拓矢の復帰戦。競走得点はゼロだが、練習はバッチリだ。本人から、どんな言葉が聞けるか、注目したい。普通なら反省の言葉から始まるだろう。

 最終日の9レースにチャレンジのレインボーカップファイナルが行われる。全員が123期生なので、来期もチャレンジで勝負駆け。何としても3着以内に入りたい。9車は未経験の選手のレースで、そこも面白い戦いになりそう。現時点で、どんなライン構成になるか分からないが、全員が1着を取れる戦歴を残している。

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