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【オランダ王国友好杯】軽傷をアピールした松浦悠士

2023/12/10(日) 20:00 0 49

別府競輪場の「オランダ王国友好杯(GIII)」は10日、12Rで決勝戦が行われた。落車のアクシデントを喫した松浦悠士に話を聞いた。

「体は大丈夫です」と話した松浦悠士

 場内も悲鳴に包まれたが、全国各地の松浦悠士ファンも心の中で悲鳴を上げたに違いない。KEIRINグランプリ前の最後のレースは佐々木豪渡部哲男の愛媛コンビを連れて今節初の自力戦。その走りに注目が集まったが、後方に置かれる苦しい流れ。最後は懸命に中を突いて前団に迫ったが、最終3コーナーから2センターにかけて大塚健一郎の押し上げに三谷竜生と松浦が絡んで2人が落車。3着で入線した大塚は失格となった。

 途中からは徒歩で医務室に向かった松浦。その後、記者陣に真摯に対応してくれた。

「体は大丈夫です。右の肘とか肩とか、あとは膝の横ですね。擦過傷です。オールスターの落車でまだ左(鎖骨)にはワイヤーが入っているので、左から落ちたくはなかったんで良かった。フレームも大丈夫でした」

 軽傷をアピールしてくれてホッとひと安心だ。それにしても、珍しく後手に回るレースとなってしまった。

「うーん、本当は三谷さんの内まで行きたかったが、同じようなタイミングで踏まれてしまった。あのコースを行くしかなく、入って行ってから"あっ大塚さんのところだ"って気付きましたよ。本当は外を踏めたら良かったんだけど、思いのほかタテに出なかったですね」

 ひとまずは大事には至らなかったようだ。今後の状況は自身がSNSやコラムで発信してくれるだろう。松浦ファンのやきもきした思いは、もうしばらく続くかもしれない。(netkeirin特派員)

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