2023/12/26(火) 12:00 0 8
30日に立川競輪場で行われる「KEIRINグランプリ」。声優であり女流プロ雀士、“朱きヴァルキュリア”の二つ名でMリーグに旋風を巻き起こしている伊達朱里紗(だて・ありさ)さんにお話を伺いました。(取材・構成:netkeirin編集部)
ーー今年を振り返っていかがでしたか?
伊達プロ 「Mリーグ(プロ麻雀リーグ)」でMVPを獲得できたことが一番印象的でした。そして麻雀をきっかけにして仕事が増えた一年で、声優の仕事もそうですし、本も出版させていただきましたから、改めてMリーグの反響の凄さを感じた一年でしたね。
ーー絶好調ですね。
伊達プロ ただ、わたしは疲れやすいのが弱点ですから、心と身体のバランスを保つために仕事をセーブするようにはしています。休みの日は愛犬ペチとお散歩ですね。ペチの前では“でろでろ”になってしまいます(笑)。
ーー対局中の鋭い眼差しの印象が強いせいか“でろでろ”のイメージはなかったです。
伊達プロ 本来は“でろでろ”が素なんですよ(笑)。今年はファンクラブ「あさりとだてまき」を設立しまして、そこでも“くだけた感じ”を会員限定でお見せしていますので、もし“でろでろ”で“くだけた”わたしが気になる方がいらっしゃいましたら是非入会してください(笑)。
ーー昨シーズンは個人MVPを獲得したのですが、そのインタビューで「ミスも多く反省も多かった」と発言されていたのがすごく印象的でした。
伊達プロ 競技の性質上、麻雀は誰しもがトップかラスがありますが、打つ対局全てに内容が良かったなって思える“納得感”を求めて対局に臨んでいます。たしかにMVPはいただきましたが、シーズンの終盤戦に納得できなかった局面が数多くあったので、そういう発言になったのだと思いますが、ただ、23-24シーズンに向けて特訓も重ねてきましたし、メンタルの持ち方とか向き合い方というのは今すごく良くて、良いメンタルで麻雀が打てているなって思います。
ーー秋にはフォトエッセイ『伊達朱里紗は二兎を追う 』も出版されました。サブタイトルにある「好きを天職に」とありますが、伊達プロにとって“好き”はどういうことですか?
伊達プロ わたしは“好き”ってなったら物事でも人でも食べ物でもなんでも猪突猛進というか、真っ直ぐに行っちゃうタイプなんです。本能のままに“やりたい”、“好き”でぶつかっていきます。“好き”は“熱”ですね、“熱”。
ーーそんな“好き”の伝道師伊達プロが“熱”を持って応援したい競輪選手というのは?
伊達プロ もちろん今年も古性優作選手ですね。賞金ランキングが1位で、今年のGIタイトルを3つ。大阪ですし、同い年ですから。熱をもって応援したいと思います!
ーーほかに気になる選手はいますか?
伊達プロ 佐藤慎太郎選手。すごいですよね、47歳というご年齢でこのご活躍。お目にかかったことはないですが…。あ、脇本雄太選手はMリーグの会場でお見かけしました(笑)。佐藤選手も脇本選手もお二人ともMリーグのことをいつも応援してくださっているので、頑張っていただきたいなって思います!