3日目の準決10Rは後方8番手からの一撃が決まった。浅井康太に先着を許したものの2着に食い込み、2022年1月の和歌山以来2回目のGIII決勝進出を決めた。「ラッキーな面もありました。展開はだいだいああなると思ったし最後の一発にかけました」と気持ちいい一撃に満足そうだった。

　今シリーズは追加参戦とあって「ラッキー、ラッキー。いい追加になりました。ありがたいです」としきりに喜んだ。直後には正規配分の佐世保記念が控えているが、まずは前哨戦で結果を出した。

「あっちは(嘉永)泰斗さん、荒井(崇博)さん、(井上)昌己さんや(伊藤)颯馬とか九州上位陣がたくさんいるから決勝まで上がるのは難しいかも。だから今回決勝で自信を付けて佐世保に行ければ。(決勝は)相手が強いですが、ひとつでもアクションを起こせるように」と決勝戦へ向けて背筋を伸ばした。(netkeirin特派員)