netkeirinをご覧の皆さん、こんにちは！ ミープロの斉藤雅子です。

　2023年の記念も今回、予想するオランダ王国友好杯を含め、残り3つとなりました。
　私が普段、競輪と同じぐらい熱くなって応援している野球やF1はすでにシーズンオフになり、選手達がリラックスして休暇を過ごす様子をSNSで見かけます。そんな中、競輪選手は年末年始も関係なく、レースを走っています。観てるこちら側としては365日楽しめるのは競輪の魅力のひとつですが、お休みなく、お仕事をしている選手達は大変でしょうに、本当に尊いです。

　さて、別府競輪場は400メートルでクセのないバンク、見なし直線は59.96メートルとやや長く、海に面している立地条件により強い風を受けやすいと言われています。初日はその強風によりバンクは重く、バックからの捲りは不発、先行したラインからの確定版入りが多く見られましたが、2日目はうってかわって、風の影響はほとんどないレースになりました。3日目も別府バンクの風の強さには要注目です。

■オランダ王国友好杯 準決勝・展望

【10R 15:19発走】

　連日捲りを決めて、１着を取っている坂井洋選手に守澤太志選手と竹内智彦選手がつきます。坂井選手と守澤選手の連係実績も良く、今日も捲りが決まれば、好調伺えるこの2人のゴール前勝負となります。

　中部、四国、九州は2車のラインです。先行しそうなのは、志田龍星選手と浅井康太選手の中部ライン。3番手狙いで後ろがもたつくようなことがあれば、番手の浅井選手が絶好です。志田選手を援護して、決勝まで残したいところだと思います。

　松本秀之介選手はラインで勝ち上がれるように走っているとコメントしていた通り、この二日間、積極性のあるレースで好内容です。坂井選手と松本秀之介選手の東西イケメン対決も気になります。
▶︎10Rの出走表はこちら

【11R 15:57発走】

　11Rも4分戦です。
　逃げて、連日１着の森田優弥選手が準決勝も逃げる気満々。ですが、各ラインの自力選手も強敵揃いです。S班の新田祐大選手は競輪祭からの別府記念、この後も佐世保記念、広島記念と続きますが、精神的な疲れが多少あるだけで肉体的な疲れは大丈夫。と屈強な肉体をアピールしていました。

　九州ラインの北津留翼選手の一発は魅力的ですが、唯一の地元、大塚健一郎選手を連れて、8番手からの捲りでは大塚選手を連れ込むのは厳しいのでは？ 二次予選同様の展開になってしまうのか、北津留選手の位置取り、仕掛けに注目です。
▶︎11Rの出走表はこちら

【12R 16:35発走】

　12Rも4分戦です。
　佐々木豪選手、番手にグランプリ前の松浦悠士選手、3番手に園田匠選手の3車ラインが本線です。後ろに松浦選手を連れた佐々木選手が昨日同様、長めに踏んで先行するでしょう、そのパターンならイケオジ園田選手もなんなく決勝に進めそうです。岩本俊介選手や佐々木悠葵選手の自力も侮れません。
▶︎12Rの出走表はこちら