12月8日、別府競輪場で行われたオランダ王国友好杯(GIII・2日目)の二次予選(12R)は、番手から捲った松浦悠士(33歳・広島=98期)が1着、松浦をマークした渡部哲男(44歳・愛媛=84期)が2着、捲り追い込んだ佐藤博紀(38歳・岩手=96期)が3着に入った。3連単は⑦-⑤-②で640円という配当だった。

　レースは後ろ攻めから前を抑えた渡口勝成(26歳・山口=119期)が先行していく展開。番手の松浦は車間を切って後続を牽制する。最終1角から志田龍星(26歳・岐阜=119期)が強烈なスピードで追い上げ捲り切るかにも見えたが、松浦が縦に踏みつつブロックしてこれを止める。松浦はその勢いで抜け出し、渡部とワンツーで人気に応えた。