前回の佐世保FIは後藤大輝の番手から勢いよく抜け出すも3番手の瓜生崇智が突き抜けて2着。惜しくも優勝を逃した。

「大輝が残るぐらいのペースで駆けてくれればチョンと抜くだけだったけど、フカしすぎていましたからね。でも瓜生さんも喜んでくれたしラインから優勝者が出たので」と納得していた。

　今回はその後藤が使用していたフレームを使う。松岡は今、久留米競輪の近くに居を構えており普段は久留米で練習をしている。そのため後藤の事を昔から可愛がっており公私ともに行動を共に知る間柄だ。

　だから「大輝にもらったんですよ。調子が上がってきたし楽しみ！」と弟分のフレームにまたがって気を良くしていたが、一方の後藤は「辰泰さんが『もらった』って言っているんですか？ 貸しているだけです！」とキッパリ否定した。だが、松岡が「大輝にはこれまで散々メシを食わせている」と低いレベルで開き直り、論争は終結した。

　松岡は9R、後藤はオープニング1Rに登場する。和気あいあいとした両者の連係が二次予選以降で見られるか要注目だ。(netkeirin特派員)