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【オランダ王国友好杯】今節のレース展望!

2023/12/05(火) 21:15 0 5

別府競輪「開設73周年記念オランダ王国友好杯(GIII)」は7日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 グランプリ出場を確定している脇本雄太清水裕友眞杉匠は大事を取って欠場。唯一、グランプリを走る松浦悠士は休まず参加。この姿勢が松浦悠士の良いところだ。他にS班は新田祐大守澤太志がいて、この大会の覇者でもある。最後まで赤パンを履いて走る選手もいるが、S班脱落が決まった時点で、履かない選手もいる。この2人は、ここにも注目したい。

 初日特選の想定の並びだが、守澤太志以外は自力選手。これで、単騎の選手が多くなりそう。北日本は当然だが連係して新田祐大守澤太志。中四国も結束で佐々木豪松浦悠士

三谷竜生

 三谷竜生浅井康太は行けるが、過去のケースを考えると別線になりそう。岩本俊介も他地区には付けないし、坂井洋とお互い単騎戦。北津留翼もひとりで一発狙うレースだ。

新田祐大

 人気は新田祐大守澤太志のワンツー。小倉競輪祭の新田祐大は絶好調で3連勝で勝ち上がった。準決は7着敗退で残念な結果だったが、最終日も気持ちを切らさず走っている。

守澤太志

 守澤太志は頚椎骨折など、怪我に泣かされた1年だったが、また必ず蘇るだろう。新田祐大は頭脳戦になるか、構えての勝負になるか分からないが、脚負けはしない。

松浦悠士

 松浦悠士は今年行われたウィナーズカップの覇者。目標にする佐々木豪がFI戦で連続Vと乗れている。今の佐々木豪は手が付けられないし自信満々。あとは、松浦マジックで、言葉の魔法も掛けて、更に佐々木豪は気持ち良く走る。松浦悠士にとって良いグランプリ壮行会になるかも。

浅井康太

 浅井康太は鎖骨骨折もあるバンクだが、記念も獲っている。400勝を決めたのも別府であるし、何かと縁がある。基本は中部で藤井侑吾とのタッグになるが、中団捲りも、まだ捨てたもんではない。

小岩大介

 地元は大塚健一郎小岩大介が2枚看板。大塚健一郎は地元記念は命を賭けて走っているし、それだけの名前もある。小岩大介は地味だが渋いマーカー。まだ地元記念の優出がなく、それが目標と公言。今の脚があれば、十分可能とみたい。九州全体は北津留翼のデキにもよるが、若手の松本秀之介後藤大輝もカギを握る。

小倉竜二

 予選も小倉竜二宿口陽一松本貴治森田優弥山田英明など大物が揃っており、総じて、レベルの高い大会だ。

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