12月5日、伊東競輪場で行われた椿賞争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、直線で間を割って伸びた和田健太郎(42歳・千葉=87期)が差し切って1着、突っ張り先行した松井宏佑(31歳・神奈川=113期)が2着、ライン2番手の佐々木龍(33歳・神奈川=109期)が3着に入った。3連単は⑤-①-⑨で6,080円という配当だった。
レースは松井宏佑が突っ張り先行。吉澤純平のアタックや、林慶次郎の捲りを跳ねのけて最後の直線はラインでの勝負に持ち込んだ。直線に向くと、ライン3番手から和田健太郎が前を行く二人の間を割って突き抜け、2021年に佐世保競輪で行われた九十九島賞争奪戦以来となる記念優勝となった。