直前の西武園ミッドナイトでは3日間逃げ勝負。1着2着1着と結果もつき、「強い」のひと言だった。

　本人は「GI組がいない裏開催だったからですよ」と謙遜するが巧者相手に善戦した印象を受けた。

　在所ナンバーワンもさることながら本デビュー後もV2。同期が苦戦を強いられているなかこの成績は立派だ。

　目標にしている選手について尋ねると「やっぱりずっと先行で勝負している奥井迪さん。後は東京の石井貴子さんですね。自分も位置取りよりも自力に拘りたい気持ちが強い」と新人らしいコメント。

　だが初日の同番組には脚質が被る同期の五味田奈穂の名前があり「同じレースになるのは意外でした。五味田さんとは学校の時もバチバチに先行争いをしていた。負けないように頑張ります」と気合を入れていた。

　53.59の競走得点は今回のメンバーで最上位の点数。順当に決勝まで勝ち上がる事はほぼ間違いないだろう。(アオケイ・松野記者)