2日目の4Rに続いて3日目5Rでも眞杉匠が逃げ切りを決めた。文句なしの連勝で4日目のダイヤモンドレース行きが決定。オールスター覇者が復調急だ。

「初手で後方にならないようにだけ作戦を立てて、思い通りのレースが出来た。中団が並走しているのもわかったし、うまくペースで駆けられた。先行で1着、1着でのダイヤモンドレース進出は自信になりますね」

　オールスターV後はGレースで1着がなかったが、今節の1走目で白星を挙げると、勢いそのままに連勝。内容も伴った走りで準決勝行きを確定させて笑顔を見せた。

「サドル周りをちょっとだけいじって、1走目よりも感触が良かった。ダイヤモンドもこのままで行く。力を出し切れるように頑張りたい」

　昨年の競輪祭は二次予選A3着ながら、イエローライン踏み切りで失格に散った。GI覇者として臨んでいる今年は準決勝、さらにはその先も期待を抱かせる充実ぶり。強烈なメンバーが揃うダイヤモンドレースでも内容ある走りで魅了してくれそうだ。(netkeirin特派員)