2023/11/23(木) 17:45 0 10
北井佑季の1走目は、新進気鋭の太田海也との直接対決。激しいバトルに注目が集まったが、太田を出した北井は、森田優弥と最後まで3番手を取り合う展開となり、脚を余して5着に敗れてしまった。
「(太田を)出すかはタイミング次第だったけど…。出すにしても、もう少し踏んでペースを上げておくべきでした。力を出し切れずに終わってしまった」と悔しい思いをした。
気持ちを切り替えて臨んだ2走目は、うまく中団を確保すると、番手まくりを放った宿口陽一の上を力強くまくって渡部幸訓とワンツー。上がりタイムは10秒9で、人気を集めた寺崎浩平を寄せ付けない完勝劇で初日の留飲を下げた。
「今日は力を出し切ることを第一に考えた。(踏む距離が短い)2角まくりだったけど出し切れたので良かったです。(初めての小倉は)冬を感じさせない無風バンクで自分は好きです。1走目に内に包まれてしまったので、(3走目以降も)悔いのないレースをしたいと思います」
北井が本来の力を出し切れば、二次予選、準決勝、さらに上のクラスでも十分通用するはずだ。(netkeirin特派員)