2023/11/22(水) 22:15 0 11
6Rは新進気鋭の若手・太田海也が、北井佑季を相手にどう立ち回るかがポイントだった。太田マークの荒井は、競輪の経験が少ない太田に策を授けリードすると、太田のペース駆けに乗ってまんまと抜け出した。
「番手は2回目だったけど強かった。オッズの1番人気が抜けない方(太田ー荒井)だったから申し訳なかったけど(笑)」と太田を称えつつ、勝利の余韻にひたった。
直前は「大垣で(井上)昌己に風邪を移されて(苦笑)」と体調を崩し、小松島と福井の2場所を欠場して静養に努めた。幸いにして大きな病気には至らなかったようで「ゆっくり休めたのがかえって良かったみたい。その前までは詰まっていたから。休んでいる間はおでんの卵をアテに酒を飲んで、タマゴ酒をしていた(笑) 。だって酒は百薬の長って言うでしょ。おかげでいい感じになってきた」と冗談を交えながら回復具合をアピールした。
昨年の大会ファイナリストだけに、もちろん、まだまだどん欲に上を目指している。3日目3Rの一次予選2は連係ある犬伏湧也に任せて、再び強烈な差し脚で存在感を示す。(netkeirin特派員)