2023/11/22(水) 22:00 0 14
後ろ攻めからの押さえ先行は、バンクをワイドに使った緩急自在のペース駆け。小倉竜二と久保田泰弘の援護を背に悠々と押し切った。ゴール直後、スタンドからは拍手とやんやの歓声が沸き地元スターの快勝を喜んだ。
引き揚げたあとに小倉から「タイム、何秒やった?」と聞かれ「11秒2でした。エヘっ」とハニかむと、小倉からは「オバケやな(笑)」と、いかにも小倉らしい表現でねぎらわれた。
「初日のレースを見ていたら先行が思ったより残っていませんでした。なので今回の先行は賭けの部分があった。誘導が残っていたので、退避されないようなスピードでじんわり考えて駆けたのが良かった」と内容たっぷりのレースを回顧した。
3日目以降も大きな期待を背負う事となるが「走る前にサドルが右に向いていた気がした。でも、押し切れたし、それがいいのか悪いのかがわからないので2走目もこのまま走ります」と常人では理解しがたい独特の感覚を大切にして、6Rの一次予選2へ備えた。(netkeirin特派員)