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【競輪祭】Vしかない郡司浩平が1着スタート

2023/11/21(火) 23:00 0 6

小倉競輪場のナイター競輪「第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」は21日、初日を開催。3レースの一次予選①を制した郡司浩平に話を聞いた。

「気持ちの面でいい状態で入るところが大きい」と話す郡司浩平

 今年は2度の落車があり、GIの決勝進出は高松宮記念杯競輪のみ。5年連続のグランプリ出場へ正念場の郡司浩平が3レースで白星発進。ひとまず最高のスタートを切った。

「落車のダメージがあって思うように練習も出来なかった中で、しっかりレースで自分の力を出そうと思っていた。ちょっと仕掛けるタイミングが何度かズレてしまったけど、山崎(賢人)君が自分の横を通過する前に踏んでいたので、うまく追う事が出来た。展開に恵まれたとしか言えないけど、感覚を掴めたのは大きいですね」

 単騎でカマした山崎の番手に入る形になって、最後はしっかりと追い込んだ。玉野開催の防府記念2日目に落車して状態が不安視された中での白星に表情が明るくなった。

「バックで仕掛けられれば一番良かったけど、後ろから来る感じもなかったので。来たら合わせようと思っていた。今回は以前に使っていた自転車で、いい時を思えば物足りなさはあるけど違和感なく走れそう」

 競輪祭は20年にGI初優勝をしたゲンのいい大会。

「バンクや大会の相性というよりは、時期的にもかなり気持ちの面でいい状態で入るところが大きい」

 今年は例年以上に集中力が高まっているだろう。白星発進で狙うはダイヤモンドレース行き。出番なしの2日目はゆっくりと体調を整えて3日目の一次予選②に向かう。(netkeirin特派員)

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