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【競輪祭】松浦悠士「僕も、もう33歳です!」

2023/11/20(月) 17:15 0 26

小倉競輪場のナイター競輪「第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」は21日、初日を迎える。5レースの一次予選①を走る松浦悠士に話を聞いた。

初日に33歳の誕生日を迎える松浦悠士。来年のS班も決めている。

 これは防府記念in玉野の決勝の振り返りでも、本人が言っていたが、あれは松浦悠士にしかできない芸当だ。

「はっきり言って、捲ってきた古性君の動きは見えなかった。そこは、裕友が止めに行った。内だけ締めていると遅れるし、4コーナー手前は、踏み込みながら。僕ではないと、3人では決まらなかったと思う」

 ゾーンに入っていると言うか、好調な時ほど、視野が広がると言う。

「今年の快心のレースは、函館サマーナイトの準決。まずは新山響平君が突っ張り、そこを後方から古性優作君がカマシに行った。古性君の3番手にいた、単騎の深谷知広さんをどかして、2角捲りを決めたレース。ただ、視野が広く、全部の動きが見えたのは優勝した別府ウィナーズカップ。落車があったけど、内のコースが綺麗に見えた」

 野球で言えば、ボールが大きく止まって見えるのと一緒だろう。そして、初日のレースが33歳の誕生日。

「毎年、この時期に競輪祭がある。昨年は準決で落車したけど、最終日も走って2着でした」

 この分なら、あと20年は、毎年赤パンで、競輪祭を走っているだろう。(町田洋一)

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