2023/11/18(土) 20:00 0 2
16日、伊豆ベロドロームで開催された「ジャパントラックカップI」。女子は佐藤水菜がケイリンとスプリントで、男子は太田海也が同じくケイリンとスプリントで、窪木一茂がマディソン(兒島直樹とペア)とオムニアムでそれぞれ2冠を達成した。内野艶和は、垣田真穂とのペアで女子マディソン優勝、オムニアム2位と健闘した。
主な選手たちのコメントは以下の通り。
佐藤水菜
【女子ケイリン優勝コメント】
「決勝は長い距離を行くと覚悟を持って臨んだ。どのレースも強い気持ちを持って走ることができて、自分の成長を感じた。この大会の辛さは逃げ出したいぐらいなのですが、そんな中でいいパフォーマンスを出せた。練習ではいいタイムが出ていなかったのに、スプリント(予選)ではいいタイムを出せましたからね。勇気が湧くし、前向きになれます」
【女子スプリント優勝コメント】
「ジャパントラックは体力的に過酷な大会。まずはスプリントで100%のパフォーマンスを発揮できるようにと思って臨んだ。予選のハロンのタイム(10秒689)が悪くなく、それで1対1のスプリント勝負も力を出すことができた」
太田海也
【男子ケイリン優勝コメント】
「小原(佑太)さんが前に出て、その後はイチかバチかで三神(遼矢)君に連なる形で主導権を握った。勝負どころではいつも(中野慎詞と)2人になりますね。(並走で)下げたらチャンスはなくなる。意地があるし、挑戦の意味も込めて踏み込んだ。短距離のトップを争っている自覚がある。その思いを持って今後も挑んでいきたい」
【男子スプリント優勝コメント】
「スプリントも勝ててうれしい。国内でレベルの高いレースに挑戦できるのは限られているが、そこでやりたいことがやれている。自分の経験値にしたい。去年の大会ほどスケジュールのインパクトがないから、明日もいいパフォーマンスを出せますよ」
内野艶和
【女子マディソン優勝コメント】
「いい感じで走れた。でも大きな国際大会ならスピードは上がるし、スプリントが強い選手がいる。そこで戦えるように練習していきたい」
窪木一茂
【男子オムニアム優勝コメント】
「1、2戦目(スクラッチ、テンポレース)はリザルトが良くなく、優勝できると思っていなかった。でもコーチから今回は五輪を決める大会ではないと言われていたから、持っている力を出し切ろう思い独走してポイントを稼げた。疲れはあります。しっかり休んで明日はレース前の雰囲気を見て頑張ります」
【男子マディソン優勝コメント】
「調子があまり良くないため兒島(直樹)選手頼みだった。でも、いいメンバーで勝てたのは素直にうれしい。(兒島とはレースで2年ぶりのコンビについて)誰かが走れなくなった場合、誰と組んでも走れるようにしておかないといけない。そこを僕たちは目指しているし、自分が選ばれるようにしたい」