1着 浅井康太

　調子が悪いなか、臨んだ開催でしたが、最終日に向けて仕上げることができました。決勝は厳しい戦いになると思ったけど、川口には2%、先行の可能性があると伝えていた。そう思っていないと、いざとなっても捲りは打てないんで。周りの動きをしっかり見られて、落ち着いて良い判断ができたと思う。捲り切った後は30メートルラインを過ぎても脇本が来ると思い、あと100メートルくらいあると思って踏んでいました。地元ファンの声援に後押しされて、勝てたと思う。それに、二次予選で脇本君の後ろを回ったことも、この決勝に活かせたと思います。

2着 和田健太郎

　坂井君に全部任せていました。流れのなかでやって行きますということだった。準決勝みたいな感じになるのかなと思っていたので、坂井君が先行するというのは想定外。脚が溜まらなかった。結果的には僕は良かったけど、坂井君は納得いかないでしょうね。技量不足だったし、来るなら小川(真太郎)君だと。浅井君で反応が遅れてしまった。この決勝二着が良いきっかけになってくれればいいですね。

3着 川口公太朗

　めちゃくちゃ悔しい。あんなチャンスはそうそう無い。浅井さんは行けるところから仕掛けるし、一緒にワンツー決めるための頑張ろうと言ってくれていました。途中まで余裕があったのに。浅井さんは踏み上がって行くし、外にもはずせないというか。(二着に)続けて入れなかったのが…。付かせてもらったのに申し訳ない。チャンスを作ってもらえたのにアレでは…。言い訳になるけど、浅井さんに対しての地元の応援が凄くて、久しぶりに緊張してしまった。この経験で追走技術がまだまだと感じました。練習でしっかり改善していきたい。