2023/11/10(金) 07:15 0 7
初日はホームカマシを決めた坂井洋。番手の山岸佳太が差し切ってワンツー決着かと思われたが、4番手に入った畝木努が2着に食い込んできた。3着に沈んでしまった坂井だが、思い切った走りには状態の良さが伺えた。
レース後、共同記者会見場に到着するやいなや「キツい! 重たかったー…!」と机にベターっと伏せてヘトヘト状態。
「(打鐘前は)一瞬見てしまいましたね。ただ、出切ってからはペースで行けたけど…。カマす時に飛び付かれないようにスピードを上げたのが良くなかったんですかね。今回は新車で来たんですけど、2着なら良しとなるけど…3着なんでね。もう1個新車を持ってきているんですけど、どうしようかなぁ」と次の日を心配していた。
「(質問した記者に問いかけ)もう、どうしたら良いですかね(苦笑い)。明日(2日目)も雨ですか? んー…それならもう1回この自転車で試します!」と悩みに悩んだ末、結論は出たようだった。
前走の京王閣記念の準決勝でのゴール後落車の影響はどうなのかと思っていたが、「体はもう大丈夫ですよ!」と前向きコメント。
度重なる落車で調子を落としていた時期もあったが、復調の兆しは見えてきている。
2日目の二次予選は番手が諸橋愛。3番手を小橋秀幸が固める。強者揃いで簡単には行かないが、まずは準決勝進出を目指す。(アオケイ・宮本記者)