2021/06/12(土) 10:30 0 0
松山競輪場で10日から「国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)」が開催されている。2日目の二次予選で2着に入った近藤隆司に話を聞いた。
人気を集めた二次予選10レースは8番手から捲るも金子幸央に併され、そこからのリカバリーで何とか2着。
「“前取ってすんなり下げたらこうなるんだよ”と、悪いお手本のようなレース(苦笑)。今日に関してはほんとそれだけ。併せて出ていった金子君は、タイヤの音が変わるくらい素晴らしい加速でしたね」と完敗を認めた。
近藤と言えば、飛びそうで飛ばないモコモコ捲りが持ち味。結果は2着でも、ある意味、『らしい』レースだったと言えるだろう。「直前に背中を痛めたのもあって、絶好調とは言えませんね。体調的にもそこまで…」と景気のいいコメントは一切出てこなかった。
直近の競走得点は今シリーズ一番だし、準決勝は何とか意地を見せたい。(アオケイ・長谷川記者)