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【トラック支援】菊池岳仁が同期同級生との対決を切望

2021/06/12(土) 10:00 0 4

松山競輪場で10日から「国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)」が開催されている。2日目の二次予選で3着だった菊池岳仁に話を聞いた

町田太我と決勝で対戦したい」と意気込む菊池岳仁

 ここまでの2走は5着3着とやや期待外れの菊池岳仁だが、二次予選の先行3着は得るものがあったようで、レース後は終始晴れやかな表情。
「最近の中では一番良かったと思います。初日が終わって車輪を元に戻したらガツンと(刺激が)入りました。ボートだったらペラを換えたのと同じことだし、ペラ交換成功という感じですね」。

 そんな菊池には今回どうしても戦いたい相手がいる…。
「同期同級生の町田太我です。今回はアイツと走るのを楽しみにしてきたし、それがモチベーションになっている。本当は3月のルーチャン(ルーキーチャンピオンレース)で対戦する予定だったのに、アイツが怪我して欠場になってしまって…。見た目は高校生と小学生みたいで全然違うけど、僕はかなり意識しています。しっかり勝ち上がって決勝で対戦したい! 」。

 菊池がこんなこと言っているよ、と最終12レースを走り終えた町田に伝えると、「そうなんですか⁉︎ 」と驚きながら、2人の意外な事実を教えてくれた。

「意識すると言われても、養成所時代は向こうの方が全然上でしたからね。こっちはやられっぱなしで一度も勝ったことがない。記録会のタイムも常に負けていた。唯一僕が誇れるのはゴールデンキャップの数(町田は3回、菊池は2回獲得)だけど、それも向こうは3回目の記録会の前に(早期)卒業しちゃったし参考外。比べものにならないですよ」と苦笑いだった。(アオケイ・長谷川記者)

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