10月31日、京王閣競輪場で行われたゴールドカップレース(GIII・最終日)の決勝は、番手から捲った新田祐大(37歳・福島=90期)が1着、新田をマークした佐藤慎太郎(46歳・福島=78期)が2着、4番手から追い込んだ中釜章成(26歳・大阪=113期)が3着に入った。3連単は①-⑤-⑧で7,190円という配当だった。

　レースは斬って斬っての流れの中、単騎の北井佑季(33歳・神奈川=119期)が打鐘でかまし先行していく展開。新田と佐藤の北日本コンビが流れに乗って2、3番手を取り、車間は縦長の状態で最終周回に入る。番手にはまる形となっていた新田は2センターで先頭。佐藤とワンツーで人気に応え、4月の高知以来となる今年3度目の優勝を果たした。