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【周防国府杯争奪戦】今節のレース展望!

2023/10/30(月) 21:15 0 26

玉野競輪場防府競輪開設74周年記念・周防国府杯争奪戦(GIII)」は11月2日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 S班の布陣が超豪華で、5名の名前が入っているが、全員がフル参戦。今年、すでにGIのタイトルを3個獲っている古性優作を筆頭に、地元地区の松浦悠士、オールラウンダーの郡司浩平、突っ張り先行が武器の新山響平、仕事人のマーカー守澤太志と、生で走る勇姿を見て欲しい選手ばかり。

 そして、一番の注目と言ってもいいのが、清水裕友の地元記念6連覇が達成されるかだ。舞台が防府から玉野に変わったが、前人未踏の大記録に挑む。

古性優作

 やはり優勝に一番近いのは古性優作脇本雄太が落車負傷で長期離脱を余儀なくされているが、全くその影響もなく、逆に責任を持った走りが多くなっている。自然と良い位置を確保して、技に頼らずのタテ攻撃は威力倍増。近畿で稲川翔村上博幸を背にして、快速捲りを決める。

清水裕友

 もちろん、清水裕友にも援軍は揃っている。親王牌では初日に失敗して負け戦回りになったが、気持ちを切らさず走り切った。ここにも精神的な成長が窺える。

松浦悠士

 盟友でもある松浦悠士のアシストも見込め、相性抜群の犬伏湧也の存在も大きい。ホームバンクでない玉野での走りになるが、モチベーションは高いとみたい。

犬伏湧也

 競輪祭に向けて、犬伏湧也清水裕友松浦悠士がどんなバリエーションで走るかも興味深い。清水裕友が一番勝ちやすい並びを最終的に模索するだろう。

郡司浩平

 目標がいると失敗する郡司浩平だが、自分でやった時の安定感は抜群。野口裕史と一緒のケースは番手を回るが、今節は自力での戦いになりそう。

守澤太志

 南関のマーカーが手薄で、郡司浩平守澤太志の並びも考えられる。

新山響平

 相手が誰でも自分のレースに徹する新山響平。受けて立つレースに難点はあるが、守澤太志とのワンツーも可能だ。基本的に突っ張りの組み立てになる。

取鳥雄吾

 防府記念と考えれば、顔役でもある桑原大志は最低でも決勝には進出したい。偉大なる脇役でもあるが、援護だけでは終わらせない。ホームバンクの取鳥雄吾も、ここに照準も絞ってきたとみたい。

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