10月28日、京王閣競輪場で行われたゴールドカップレース(GIII・初日)の初日特別選抜は、捲りを差した小松崎大地(41歳・福島=99期)が1着、捲った新田祐大(37歳・福島=90期)が2着、ライン3番手を固めた佐藤慎太郎(46歳・福島=78期)が3着に入った。3連単は⑧-②-⑦で1,780円という配当だった。

　レースは残り2周で斬った眞杉匠(24歳・栃木=113期)が先行していくところ、前受けから下げた北井佑季(33歳・神奈川=119期)が打鐘で反撃に出てもがき合いになる展開。新田を先頭とする北日本ラインはし烈な主導権争いを尻目にじっくり脚を溜めると、バックで一気の捲りを決めてライン上位独占を決めた。

　なお、打鐘過ぎ4角で松谷秀幸(41歳・神奈川=96期)が落車棄権。眞杉は押し上げにより失格となった。