松戸競輪場のナイター「第21回チャリロト松戸杯(FI)」は27日、最終日を迎える。12RのS級決勝に出走する吉本卓仁に話を聞いた。
初日は落車のアクシデントがあるも単騎で捲って見せ場十分だった吉本卓仁。準決勝は中嶋宣成ー長島大介ー柿沼信也の関東勢に人気は集まっていたが、吉本が漢気先行を見せて中嶋を不発に。最後は長島の強襲に屈したが2着に逃げ残り決勝入りを果たした。
「関東勢に駆けられては厳しいと思い先行しました。久しぶりに先行したけど自分は捲りが出ないのでいい感じには駆けられたとは思います。昔を思い出しましたね」と作戦勝ちに笑顔がこぼれる。
決勝は西勢では唯一の勝ち上がり。単騎となったがこの仕上がり具合なら一撃もありそうだ。(アオケイ・松野記者)