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【トラック支援】タテの脚を残しつつマークの技術も磨いていく柿澤大貴

2021/06/11(金) 05:30 0 0

松山競輪国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)』は10日、初日を開催。初日特選で見事な捲りを決めた柿澤大貴に話を聞いた。

二次予選は『超新星』菊池岳仁(左)との連係に

 柿澤大貴がスパーンと捲って池田勇人が一瞬で千切れる。こんな競輪を見ることになるなんて数年前は考えられなかったが、これが現実。池田が弱っていると言えばそれまでだが、とにかく、今の柿澤には自信満々&絶好調オーラが体全体から出ている。

「好調の理由はやっぱり若手の存在かな。長野にもポツポツ若い子が出てきて、最近は常に宮下一歩中嶋宣成、弟子の堀江省吾(119期生)と練習している。特に堀江は僕にとって初めての弟子。自分の口で何か伝えたり教えたりするのがこんなに大変なんだって、この歳になって初めて知りました(笑)。身近なところで鈴木庸之さんとか諸橋愛さんがいるのも刺激になっていますね」。

 自力でこんなに強ければ目標はいらないんじゃないの? と聞いてみたが、それにはウンと言わず、「前はいた方がいい。欲しいです(笑)」と即答。

 自力はあくまで番組上仕方なく、基本は追い込みと言う柿澤の二次予選は『超新星』菊池岳仁との連係になる。「一緒の開催自体初めてだから当然初連係。(同じ番組に)なるなら二次予選かなって思っていたら、やっぱりなりましたね。2人でいい連係を見せられるように精一杯援護します」と力強く語った。(アオケイ・長谷川記者)

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