2023/10/22(日) 12:45 0 9
弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は22日、最終日を開催。一般3Rを走った嘉永泰斗に話を聞いた。
前場所、熊本記念in久留米は初日特選で落車負傷をしたが、気力を振り絞り決勝まで勝ち上がり中本匠栄の優勝に貢献した。自身も2着に粘り込みレース後は中本の優勝を自分のことのように喜んでいた。
だが、反動はもろにきた。これまでアドレナリンを放出し気持ち一本で戦ってきたが、開催を終えた直後から、あちらこちらが痛みだした。
「ヒザの痛みがひどかったけど、その後に腰とかいろんなところが痛んできつかった。その後に日にちを空けずに地区プロもあったし。相当、きつかった」
当開催は期待を背負って挑むも調整不足はありありで、初日から特選スタートを切ったが二次予選Bで着外に沈み早々と脱落した。「想像以上に厳しかった。特選スタートなら準決ぐらいまで行けると思ったけど、ぜんぜんダメだったです」と唇を噛んだ。
この先、目指すところは11月に地元地区、小倉で行われる「GI競輪祭」だ。ただ、このままではダメだと痛感している。
「ダメージはかなり大きいし体を作り直すには時間が欲しい。次の四日市までに間に合うかはわからないけど、今はゆっくり休みもう一度やり直します」とリズム好転を目指す。(netkeirin特派員)