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【寛仁親王牌】新潟スポーツ・信氏忠社長に話を聞く!

2023/10/21(土) 14:30 0 7

弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は21日、3日目を迎えた。地元の専門紙・新潟スポーツの信氏忠社長に話を聞いた。
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地元の専門紙の雄・信氏忠社長。66歳にして血気盛んだ。

 全国的に競輪専門紙の廃業や休刊が止まらない。弥彦は、日本で唯一の村営の競輪場だが、新潟スポーツは、その地元の専門紙。かなり早い段階から、コンピュータ化を進めて、データの豊富さにも定評があった。平成30年から、経営トップを任されている信氏忠(のぶうじただし)さんは、現場記者の時代から、丁寧な密着取材で定評があった。京都の公家が実家の系統らしく、理知的で、温厚な人柄でもある。

 まず、競輪との出会いについて聞いてみると「大学が明治だったから、京王閣競輪場が京王線の沿線にあった。だから、学生時代から通っていました。こんなに面白いギャンブルは他にないし、その魅力を伝えたいから、卒業後すぐに、新潟スポーツに就職した感じです」。

 当時の新潟スポーツは三条競馬、新潟競馬、日刊スポーツの長野支局など、社員も多く、多角化の経営。記者としても有能だったが、すぐに編集長にもなり、頭角を現した。今では、弥彦競輪場の公式YouTubeで、プロデューサーとしての顔も持つ。演者の手配、番組の企画、サムネの制作など、マルチの才能を発揮して活躍。66歳にして意気揚々だし、家族でワインをたしなむ時間を大切にするなど、家族思いで、昭和の男ではない、なかなかの紳士。

 今後の夢について語ってもらうと「競輪で言えば、ガールズケイリンを、もっと広めたい。老後の夢は、新海誠みたいな世界を作ってみたいですね(笑顔)」。

 今後のご活躍に、更に期待したい。(町田洋一)

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