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【寛仁親王牌】厳しいコンディションでも先行力を示した新山響平

2023/10/20(金) 19:45 0 12

弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は20日、2日目を終えた。11Rの二次予選Aに出走した新山響平に話を聞いた。

「レースを見直して、ペース配分を考えたい」と話した新山響平

 初日は絶好のコンディションだったが、2日目は二次予選Bの途中から悪天候に。強い雨だけでなく、強いBS向かい風も吹いて先行型にとっては厳しい条件に。二次予選Aに入ってからは9Rの中野慎詞、10Rの太田海也が主導権を握りながら着外に沈んだ。

 11Rの新山響平雨谷一樹諸橋愛を連れてふだん通りの突っ張り先行。ライン3人で決まったかと思ったが、4番手から山口拳矢が大外を強襲した。諸橋が2着で新山は3着。レース後の新山は淡々とレースを振り返った。

「雨谷さんに前を取ってもらえたので突っ張って逃げようと思った。松本(秀之介)君に何回か踏まされてペースが上がって脚を使った。BSが向かい風だったので、なんとかスピードに乗せたいと思っていた。いいところで踏めたとは思う」

 本来なら押し切ってしまうか、悪くても2着に粘りたかったところか。やはりバンクコンディションが影響したか。

「初日は軽かったけど、気温が下がったのもあって重く感じた。それに直線の長さも感じている。いいとは言えないかな。でも悪くはないと思う。体の疲れがあるのでケアをしたい。あとはレースを見直して、ペース配分を考えたいですね」

 準決勝10Rは理事長杯、ローズカップを勝った古性優作らとの対戦。2日目以上に冷え込みそうだが、積極策に出るのは変わらないだろう。ストップ古性へ、どんな走りで抵抗するか興味深い。(netkeirin特派員)

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