2023/10/20(金) 18:45 0 11
弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は20日、2日目を開催。二次予選11Rを走った諸橋愛に話を聞いた。
今シリーズは、地元ホームの諸橋にとっては全身全霊をかけた大事な大会だ。初日予選から常に勝負駆けで、シリーズに突入する前は鬼のような猛練習を課して体を作り上げてきた。
「9月の斡旋停止の期間中にかなりやり込みました。もう思い出したくないぐらい」と前検日には話をしていたとおり、初日はサクッと1着を手にし、ここも新山響平-雨谷一樹の3番手から怒涛の中割りを決めた。外を伸びた山口拳矢に先着を許したが、2着を確保し準決へ勝ち上がった。
「雨と光でゴール線が見えなくて、ハンドル投げが早かった」と苦笑いを浮かべたものの、ここまでは順調に来ている。「僕の調子はこんなもの。地元ってこともあるし番組に恵まれている部分もある。こういう流れを踏まえて大事に戦いたい」
準決11Rは眞杉匠マーク。眞杉は準決フリーパスの2日目「ローズカップ」では、赤板先行をして4着と健闘しており調子は良さそう。眞杉の力のこもった積極戦に乗っかり、最低ノルマである地元ファイナルを目指す。(netkeirin特派員)