10月20日、弥彦競輪場で行われた寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI・2日目)のローズカップは、3番手から差した古性優作(32歳・大阪=100期)が1着、古性をマークした山田久徳(36歳・京都=93期)が2着、切り替えて追い込んだ佐藤慎太郎(46歳・福島=78期)が3着に入った。3連単は③-⑧-⑨で6,380円という配当だった。

　レースは前受けの眞杉匠(24歳・栃木=113期)が小松崎大地(41歳・福島=99期)の上昇を突っ張って先行していく展開。古性は終始3番手を回り、北日本勢は後方に戻される。小松崎は打鐘過ぎに再び仕掛けるが、中団で車が止まり不発。バックでは後続も仕掛けて車間が一気に凝縮するところ、古性は前の平原康多(41歳・埼玉=87期)をしゃくって抜け出し人気に応えた。