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【青森競輪】諦めが悪い男、門馬琢麿

2021/06/10(木) 11:30 0 1

青森競輪場「ニッカン・コム杯」2日目6Rの門馬琢麿は師匠の白石大輔を連れて、赤板から突っ張り先行。最後は3番手にいた塚本勝士の追い込みに屈したが、師匠とツースリーで確定板に載った。

“先行して疲れているポーズ”を見せてくれた門馬琢麿

 門馬琢麿は「師匠がメチャクチャ仕事をしてくれた。かなり車間を斬ってくれていましたね。ワンツー実績もあるし、今回も決めたかったけど最低限の走りはできたと思う」とレースを振り返った。

 門馬のスタイルは先行一本。どんな相手でも1度は必ず仕掛けて見せ場を作るのが持ち味の選手だ。しかし、そんな門馬に最近捲りの決まり手が付きつつある。
「斡旋が月に2本に減って1つのレースに対する気合の入り方が変わった。欲が出てきて諦めが悪い男になったからかな(笑)。最後まで踏み続ける結果捲りが少し出てきたのだと思う」と近況を分析した。

 それでも門馬は「福島には善方政美さんという先行職人がいる。40半ばでも先行一本で頑張っているし、自分も限界までは逃げ一本で頑張りたいと思う。色んな事ができるようになりたいと思って『自力自在』とコメントしたことがあったけど、結局全部下げちゃうしそのスタイルは向いてない(笑)。自分で善方さんに似ていると思っているし、この感じで頑張ります」と前を向いた。(アオケイ・石濱記者)

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