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【奈良競輪・ナイター】芦澤辰弘「GI覇者ばかりで、えぐい!」

2023/10/09(月) 17:15 0 10

奈良競輪のナイター「e-shinbun杯・平城朱雀賞(FI)」は10日、初日を迎える。9レースのS級予選を走る芦澤辰弘に話を聞いた。
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来年の地元取手ウィナーズカップに向けて、1着を量産している芦澤辰弘

 自分は予選回りだが、初日特選のメンバーを見て、芦澤辰弘の第一声は「えぐい!」。

 浅井康太三谷竜生和田健太郎稲川翔とタイトルホルダーばかり。稲川翔高松宮記念杯、和田健太郎はグランプリ。浅井康太三谷竜生のGIの優勝を数えたら2人で9個。浅井康太はグランプリを2回、競輪祭、オールスター、親王牌と優勝。三谷竜生はダービーを2回、グランプリ、高松宮記念杯を獲っている。しかも過去の栄光ではなく、まだタイトルを狙える位置をキープ。

 芦澤弟は、数字よりマーク道を究めようとしているが「茨城は俺ら兄弟、河野通孝さんと脚はないけどヨコの動きで売っている選手が多い。もし、記念とかも7車になったとすれば、ラインと言う概念がなくなるかもしれない。みんな好きな位置を模索する可能性もある。当面の目標は来年開催される地元ウィナーズカップの出場権。FI優勝での出場は厳しいので、年内の選考期間の間に1着数を増やしたい」。

 競輪マーク屋物語には必ず登場する芦澤兄弟だし、古き良き競輪を伝承して欲しい。(町田洋一)

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