2023/10/07(土) 16:45 0 26
ガールズだけで行われる初のGI「オールガールズクラシック」は売り上げ目標も大きく超えるなど、大盛況のうちに幕を閉じた。ガールズケイリンの発展に大きく貢献してきた1期生のレジェンドたちの目には、この大会はどう映ったのか。
スピードスケートで五輪に2大会出場した実績を引っ提げてガールズケイリン界に飛び込んできた渡辺ゆかりは、他競技からの転身組として大きな注目を集め、ガールズケイリンでもしっかり結果を残してきた。
そんな渡辺は「売り上げも目標を超えたみたいで。すごいことですよね」と開催の成功を喜んでいた。
渡辺自身は参加していなかったが「私は7、8月の2か月間で8節走らせてもらいました。不幸があっての流用が2本あったんですけど、欠場者が出たら誰かが穴を埋めないと。12年目になりますけど、今まで(ガールズ存続のために)こうやってきたので。私は私で、与えられたところでやっていきます」と今でもガールズケイリンの屋台骨を支えているのだから立派だ。
またデビュー当初は活発に自力を出していた白井美早子も、決勝の常連として高確率でファンの車券に貢献していた1期生屈指の人気レーサーだった。
「(女子だけでGIが行われる)こういう日が来るとは…」と感慨深げに語った。
2人とも近況はケガの影響などもあって苦戦を強いられているが、過去の功績が色あせることはない。(netkeirin特派員)