2023/09/29(金) 17:45 0 1
S級時代の超強い金子哲大を知っているだけに今期の成績は物足りないが、これにはちゃんと理由があるようで本人はこう話す。
「6月の終わりくらいから腰痛がひどくて、普通に起きたり座ったりするのもしんどかった。それがずっと尾を引いて競走でも全然良くなかったんですけど、(9月頭の)取手のあとにパーソナルトレーナーと話して体の使い方を変えてみたら、痛みと痺れが大幅に軽減されました。この感じなら今回はちょっとやれそうな気がします」
金子と同期の北野良栄も最近はずっと平凡な成績が続いているが、本人的には「これでもだいぶ良くなった」と手応えを感じており笑顔も多かった。
「去年の10月くらいに肩を粉砕骨折してしまって、それからずっとダメだったんですけど、夏前の6月7月に手術して針金を抜いたら、可動域が大幅に広がりました。さすがにそれから2、3か月で絶好調にはならないけど、今年前半のズタボロだった頃と比べればだいぶマシ。脚力上向き、気持ちも前向きになったオレを見ていて下さい!」
12Rに行われる初日の特選競走は松本憲斗を使える「超抜」徳永哲人が人気になるが、復調ムードの金子と北野も黙っていないはずで、すんなりとはいかないかも。(アオケイ・長谷川記者)