2023/09/24(日) 15:30 0 18
23日から松阪競輪場で「開設73周年記念・蒲生氏郷杯王座競輪(GIII)」が行われている。2日目の7Rで1着を取った吉田有希に話を聞いた。
▶蒲生氏郷杯王座競輪特集はこちら
吉田有希(22歳・茨城=119期)の動きが連日抜群。前検日に「今回からデビューした頃の一番良かったフレームに戻しました」と言っていたが、それがズバリ正解だったようで、2日間とも自信満々の先行策で目立っている。
「踏み出しからすごく楽で、気持ちよくモガけています。ほんと前までのやつとは別次元の乗り物みたい。自転車とのマッチングがいいから、レース後もそこまで息が上がらないし、記者さんが待つ共同インタビューの場所にもすぐに行けました(笑)」
またいつも一緒に練習している兄の拓矢(107期)のことにも触れて、「結果が出ない自分に『最近どうした?』といつも声をかけてくれていたし、練習メニューもいろいろ考えて手伝ってもらっていた。今回の結果は自転車だけじゃなくて兄貴のおかげでもありますね。これでちょっとは安心させられたかなと思っています」
プチスランプ状態が長引き苦しんでいた吉田だが、この感じならすぐに完全復活となりそうだ。(アオケイ・長谷川記者)