S級S班が3人いるレースだったが、地元平原康多が貫禄ある走りで初日特選を快勝した。それも、若手の気持ちを尊重して、3番手回り。いくら5百バンクとは言え、3番手はレースに制約があるし楽とは言えない。
「長島君が行ってくれ、後は練習仲間の宿口君の判断だった。冬場の大宮は寒いし、風もあるし直線も長いから過酷なバンク。いつもと違うバンクコンディションで逆に戸惑ったが、引き続き悪くないですね」。
二次予選は坂井洋との連係。記者がリクエストして2人のツーショット写真をお願いすると「彼は未来の大スター!」と本物のスターが指差してポーズを決めてくれた。ここにもリラックスしている姿が表れている。