6月の久留米GIIIを優勝してからは欠場ばかりで、8月に行われた西武園オールスターも病気欠場。今回の共同通信社杯は約1か月半振りの実戦となる。

「腰の椎間板ヘルニアで休んでいました。もともとギックリみたいな腰痛はずっとあって、いつもはちょっと時間が経てば良くなっていたんですけど、今回はずっと痛いままでなかなか治ってくれなくて…。手術をしたところで完璧に治るかは微妙だったので、注射を打ったりそういうのでここに間に合わせてきました」

　復帰戦となる初日のレースは北日本単騎で目標不在。同じく目標不在の香川雄介がマークに回る話もあったようだが、今の状態で任せてもらっても…ということで1人で戦うことを宣言した。

「休んでいる間に体幹系の練習はそこそこできたんですけど、自転車に乗る練習はほとんどできていなくて…。自分でもどこまでやれるか分からないし、走りながらという感じですね。まずはしっかり流れに乗れるように頑張ります」

　納得のいく練習ができず100％万全とは言えなそうだが、成田和也と言えばやるときはやる男だし、レース本番になればタテヨコ駆使して大暴れしていることだろう。(アオケイ・長谷川記者)