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【125期・126期】養成所で第2回記録会を実施 中石湊ら男子7名がゴールデンキャップを獲得

2023/09/09(土) 12:00 0 5

第2回記録会でゴールデンキャップを獲得した7名の候補生(提供:公財JKA)

 8日、JKAは日本競輪選手養成所125期・126期選手候補生のゴールデンキャップ獲得者を発表した。

 日本競輪選手養成所で9月4日〜7日に「第125回生・第126回生 第2回記録会」が行われ、中石湊候補生(18歳・北海道)ら125回生の男子7名がゴールデンキャップを獲得した。なお126回生の女子候補生からはゴールデンキャップ獲得者は出なかった。

 養成所で年3回行われる記録会は、男子は200m・400m・1000m・3000m、女子は200m・400m・500m・2000mの各種目で5段階(1〜5)の基準タイムが設定されており、基準タイム「5」を全種目で記録すると「S評価」となり、ゴールデンキャップ獲得となる。

 ゴールデンキャップ獲得者とタイム、コメントは以下のとおり。

第2回記録会 ゴールデンキャップ獲得者

候補生名200m400m1000m3000m
中石湊10秒7422秒111分06秒163分45秒37
松本昂大11秒0722秒721分07秒473分47秒22
森田一郎10秒8822秒211分06秒333分47秒20
西岡利起11秒1722秒951分07秒933分46秒20
髙橋舜11秒0722秒611分07秒223分48秒43
中村龍吉10秒9022秒731分07秒183分45秒63
阿部英斗10秒8922秒451分06秒743分45秒25

中石湊(北海道・18歳)
 第1回記録会では3000mTTでのタイムが足りずにゴールデンキャップに届かなかったのですが、今回は練習を積んで無事にゴールデンキャップを獲得することができて良かったです。しかし早期卒業を目指していたので悔しさが残る記録会となりました。デビュー後は思い切った先行ができるような選手を目指しているので、これからの訓練にも全力で取り組んでいきます。

※早期卒業は5月、あるいは9月実施の記録会においてゴールデンキャップを獲得し、かつ養成所が定める基準タイム(男子においては200m:10秒56以内、又は1000m:1分5秒99以内)をクリアした者が候補となる

中石湊(提供:公財JKA)

松本昂大(長崎・19歳)
 ゴールデンキャップの獲得は養成所での目標としていたので、無事に獲得できて安心しました。しかしタイムには満足していないので、第3回記録会ではタイムを更新できるよう訓練に取り組んでいきます。先行選手に憧れているので、デビュー後を見据えて養成所の訓練を頑張ります。

松本昂大(提供:公財JKA)

森田一郎(埼玉・22歳)
 3日間無事に記録会を乗り越えられて安心しました。ゴールデンキャップ獲得が師匠や先輩方、家族や友人に今できる最大の恩返しだと感じています。競走訓練では競走の内容を重視し、先行選手としてS級で活躍できるよう訓練に取り組みます。今回は目標とするタイムに届かなかったので、次回記録会では目標タイムを切り再びゴールデンキャップを獲得します。

森田一郎(提供:公財JKA)

西岡利起(奈良・22歳)
 ゴールデンキャップを獲得することを入所前からの目標としていたので、うれしいです。200mTT・400mTTの短距離に苦手意識がありましたが、訓練で練習を積み重ね、自信をつけました。今日は特に踏ん張りどころで粘り強く走れたことが印象に残っています。次回の記録会に向け、自己ベストを全種目で更新することを目標に訓練に取り組みます。

西岡利起(提供:公財JKA)

髙橋舜(宮城・22歳)
 ゴールデンキャップを獲得できて、素直にうれしいです。第1回記録会では緊張で記録が振るわずゴールデンキャップを逃してしまい、次こそ絶対獲得するという気持ちで訓練に取り組んだことが、自信につながりました。今後はさらにパワーを身に着けて、先行して勝てる選手となることを目標に訓練に取り組みます。

髙橋舜(提供:公財JKA)

中村龍吉(福島・23歳)
 ゴールデンキャップを獲得できてうれしく思います。しかしゴールデンキャップ獲得は最低限の目標で、まだまだ伸びしろがあると感じました。走り方や記録会への気持ちの作り方の面でさらなるレベルアップを図ります。競走訓練では先行にこだわり、全候補生の中でB本数1位を目指していきます。次回も必ずゴールデンキャップを獲得します。

中村龍吉(提供:公財JKA)

阿部英斗(福岡・19歳)
 ゴールデンキャップを獲得することができて、ひとまず安心しました。第1回記録会では3000mTTの記録が振るわず獲得を逃してしまったが、今回は事前に計画した通りのペース配分で走ることができたうえ、最後までもがき切ることができました。早期卒業をかけた記録会でしたが、あと一歩届きませんでした。養成所卒業に向けて、粘り強く走ることを目標に訓練に取り組みます。

阿部英斗(提供:公財JKA)

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