2021/06/06(日) 13:30 0 2
和歌山競輪場で6日に行われた競輪ルーキーシリーズ2021(FII・最終日)のL級ガールズ一般(2R)。120期生同士のレースを制したのは太田瑛美(三重・20歳)。2着に川路遥香(埼玉・23歳)、3着に本多優(群馬・19歳)が入った。3連単は⑥-①-②で1,800円。検車場に戻ると疋田敏から「脚はある! 打倒姉、がんばれ太田A! 太田B!」と勝って兜の緒を締められた太田瑛美ほか、5選手に話を聞いた。(netkeirin編集部)
1着 太田瑛美
「名古屋のデビュー戦を勝ったあと、なかなかうまくいかなくて。まわりも強くて、フタされたり厳しいレースが続きましたが、ルーキーシリーズの最後に1着が取れて良かったです。私は、姉・太田美穂もいる萩原操一門なので、練習する環境がとても良いです。ダッシュ力だけは自信があるのですが、姉はダッシュだけでじゃなくて地脚があるんです。姉には負けたくないので、筋トレします!」
2着 川路遥香
「1番車でしたがSを取ることは考えず出たなりで。太田さんが駆けた時に付いていって最後差せたらと思いましたが届きませんでした。ホームで前とちぎれてしまったのが痛かったですね。ルーキーシリーズで初の2着は良かったと思います。ファンの皆さんへのアピールですか!? う〜ん、自分、良い所がないんですよ(苦笑)。あっ!でも養成所の同期からはじわじわ伸びてくるよねって言われます。7月1日から前橋、22日から松戸ナイターで走ります。(仲の良い)本多優と一緒に頑張ります」
3着 本多優
「相互接触と言われて失格にはなりませんでしたが、結果的には自分が締めた形に。自分にもっと技術力があれば、堀井選手に迷惑をかけずにすんだと思います。これで静岡、大宮、和歌山とルーキーシリーズ3開催つづけて最終日が3着に。あー悔しい。早く1勝したいです。本デビューの地元前橋に向けては、先輩方と大人数で、飛びつきなど実践練習を中心メニューを重ね、脚力をさらに鍛えていきたいと思います。netkeirinをご覧の皆さん、3着ばかりですいません。本デビューでは1着をめざします!」
4着 松本ちひろ
「人気の太田さんを川路さん、本多さんがマークする展開は読み通りでした。3人の後ろにいても脚力的に苦しいので、打鐘で動いて前を切りに行きました。今日であれば、太田さんに出られる前に自分がもう1回踏み上げ先頭に立たないと。落ち着いてレースが進められたので、今後はスピードと脚力を付けていきたいですね。皆さんの車券に貢献できるよう、好位置から自力で仕掛けるレースをしたいです。応援よろしくお願いします」
5着 菅原ななこ
「”H(最終ホームストレッチを先頭通過)”は取れてますかね?チャンスがあると思って先行しました。堀井さんの落車のあおりを避けるため、内圏線の内に入った動きが余計でした。ダッシュとトップスピードを上げて、自力で勝負できるよう頑張ります」