2021/06/06(日) 06:00 0 0
地元の菅原晃を背に積極策が予想された岩谷拓磨。しかし、杉森輝大にフタをされる展開となり、後手に回ってしまった。後方から鋭くまくり追い込んで白星をゲットしたが、菅原は4着。「組み立てが…。脚の感じは問題ないので、あとは組み立てですね。今節は兄弟子2人が一緒で、師匠も解説の仕事で現地に来ている。気持ちが入っています!」と力強く語った。
師匠は吉岡稔真氏。生まれも育ちも富山県なのだが、父が吉岡兄弟と親交があった縁で、吉岡氏に師事。今節は園田匠、小川勇介とともに、不動会メンバー3人が揃い踏みだ。岩谷がS級に上がってからは初めてである。
「小川さんとは何回も連携があるけど、S級に上がってからは園田さんと同じ配分は初めて。今節、一緒に走れたら、と思っています。師匠はいい意味で厳しい。レースに関して毎回、アドバイスをいただけるのでありがたいです。今回は3人一緒なので、『結果を残せ!』と言われてきました。ゆくゆくは3人でGIに出場できたら…と思っています」
二次予選で園田、小川との同乗はかなわず。なんとしても勝ち上がって、準決勝以降での連係を夢見る。そして、来月には富山記念の出場も決まった。「ホームバンクではないけど、生まれた町での記念。友人も来てくれるだろうし、いいモチベーションになっている。もっと点数を上げて向かいたいです!」。師匠、兄弟子がうなるような走りで二次予選突破を狙う。(netkeirin特派員)