8月26日、松戸競輪場で行われた燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII・初日)の初日特別選抜は、番手から捲った深谷知広(33歳・静岡=96期)が1着、深谷をマークした和田健太郎(42歳・千葉=87期)が2着、捲り追い込んだ松本貴治(29歳・愛媛=111期)が3着に入った。3連単は⑨-④-⑦で2,950円という配当だった。

　レースは残り2周で前を叩いた郡司浩平(32歳・神奈川=99期)が先行していく展開。別線もすかさず反撃してくるが、番手深谷の援護もあり、ラインで主導権を守って最終周回に向かう。バックに入ると捲り合戦になるところ、深谷が番手から捲って別線を引き離す。展開優位に運んだ深谷がそのまま押し切り、ライン3番手を固めた地元の和田を連れ込んで人気に応えた。