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【大垣競輪】自在性に富むレースが増えた窓場千加頼

2023/08/22(火) 15:15 0 7

大垣競輪「中京S杯スピチャン・スカパー杯(FI)」が23日に幕を開ける。特選12Rを走る窓場千加頼に話を聞いた。
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「最近は父の言っていることがわかってきた」と話す窓場千加頼

 前場所の京王閣GIIIは二次予選、準決勝と連勝を飾り決勝へ勝ち上がった。だが、決勝は7番手からのまくりが不発に終わり6着と大敗した。勝ち上がりの過程は良かっただけに詰めの甘さがもったいなかった。

「連日、組み立てが悪かった。裏記念といえども決勝は特に甘さが出てしまった。そういう所も含めて今後は改善していきたい」と修正点は明らかだ。

 最近は父(窓場加乃敏・59期)からの助言も多く取り入れており、指摘されるポイントも的確だという。

「主に位置取りの話ですね。『レパートリーをもっと増やさないと』って。自分でもそう感じます。昔は先行、先行ばかり言われていたけど、最近は父の言っていることがわかってきたし素直に入るようになってきました」

 窓場ももう31歳。前へ前へとゴリゴリに攻めるだけではなく、積極的に位置取りに動くなど自在性に富むレースが増えたことで、心境に変化が芽生えたのかも。

「30年以上、選手をやっていることへの尊敬の気持ちとかも今ではあります」

 生きた教材が身近にいるのは心強く頼もしい。(netkeirin特派員)

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