2023/08/20(日) 20:56 2 53
8月20日、西武園競輪場で行われたオールスター競輪(GI・6日目)の決勝は、捲った眞杉匠(24歳・栃木=113期)が1着、単騎で追い込んだ古性優作(32歳・大阪=100期)が2着、先手ライン4番手の武藤龍生(32歳・埼玉=98期)が3着に入った。3連単は⑨-⑤-⑥で5,880円という配当だった。
レースは関東4車ラインを率いる吉田拓矢(28歳・茨城=107期)が前受けから主導権を取る展開。単騎の古性が5番手に付け、清水裕友(28歳・山口=105期)が6番手、一度上昇しようとした犬伏湧也(28歳・徳島=119期)は8番手に戻されて打鐘となる。吉田が早くから全開で飛ばしていくところ、清水が最終ホームで仕掛けるが、これに被る前に眞杉が番手から発進して盤石の態勢に。後ろで平原康多(41歳・埼玉=87期)が清水と競り合いになる中、1車抜け出た眞杉はどんどん後続を突き放し、最後は追い込む古性に3車身差を付けて特別競輪初制覇を果たした。
なお、吉田は暴走により失格となった。