2023/08/17(木) 22:30 0 9
新山と言えば前受けから突っ張る迫力ある先行が大いなる魅力も、ここは内枠に浅井康太、和田真久留らがおり3番車の新山が前を取れるか否か微妙なところがあった。だが、ラインの力は頼もしく、6番車の佐藤友和がサクッとスタートを決めて新山を迎え入れた。こうなれば勇気百倍で、あとは自分のレースに徹するだけだった。「前が取れれば突っ張りと決めていました。脚を使わない程度に回して、来たら踏む(一連の流れ)ができたので良かった」と流れに逆らわない仕掛けが決まり永澤剛ー佐藤を連れ込み3人で確定板を独占した。
1走目の「ドリームレース」は脇本雄太と壮絶な戦いを演じ8着と大敗し「突っ張ったのに脇本さんはしっかり2着だった。その辺は悔しさがある」とやりきれない様子だったが、一次予選2の勝利でポイントを「24」まで積み上げて、4日目の優秀戦「シャイニングスター賞」進出を決めた。
「前検日にセッティングをいじったのが良かったか、かなりいい。シャイニングでは試したい事を試せそうです」と準決勝への勝ち上がりが決定しているだけに大胆不敵な運行に出る事もありそうだ。(netkeirin特派員)