2023/08/13(日) 22:15 0 11
京王閣競輪のナイター競輪「大阪・関西万博協賛名輪会カップ(GIII)」は13日、最終日を終えた。12RのS級決勝に出場した3人に話を聞いた。(アオケイ・石濱記者)
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1着 田尾駿介
どんな展開になっても競られるのは覚悟していたので負けないようにと思っていたけど、河端さんが上手く組み立ててくれた。先に動いてくれたのが大きい勝因ですね。しっかり締めて回ろうと。出切ってからは前の久保田君を信頼していました。全部止めてくれるだろうと。
自分は内を空けないことを意識していました。踏んだのは4コーナーから。被ったら内も考えていたけど、被らなかったので外勝負だなと。道中はしっかり回せていたし、伸びるイメージもありました。まさか久保田を抜けるとは。無我夢中で分からなかったけど、ゴール後のVTRをみて優勝を確信しました。
この優勝はS級初優勝。競輪祭の権利はあまり意識していなかったけど、初日特選に乗れていたしチャンスはあるなと思っていた。まだまだ追い込みとしては技術不足。これからが大事になってくる。
目標とする先輩は小倉竜二さん。(優勝して)見られる立場だと思うし、スキのないレースをしていきたい。少しでも四国の先輩達に追いつけるように。
2着 久保田泰弘
初手でこういう並びになるだろうな、という並びになった。絡まれることも想定して付いて行ったんだけど…。調子が良くてニヤニヤしていたんだけど、本当に悔しいです。田尾さんが見えた時には抜かれるなと思いました。強かったです。自分に足りないのは脚力。それを付けるようにウエイトなどをやっているんですが、なかなか付かないんですよね。
3着 鈴木竜士
組み立ては悪くなかったと思うけど、前のラインが強かった。打鐘で動いたけど、番手をやるつもりはなくて中団を取ろうと思っていたんです。河端さんのカカりが凄かった。捲って来た窓場さんを見てからの仕掛けだと思っていたけど、前の3人が強力だった。
今回は優勝を狙っていた。地元から優勝者が出たのなんて何時以来になるのかも分からない感じだし、今回こそはという思いで走ったんです。自分は2着も9着も一緒だと思っているんで。次は立川記念だけど、獲るつもりで走ります。